活字文字に騙されるな!

「活字に騙されるなよ。活字というだけで、“正しい”と思い込んでしまうところが人間の愚かさだ」
そう何度も口ずさんでくれたのは、中学2年生のときに出会った数学の先生だ。

その先生は「流されるな。物事をしっかり判断できる人になれ」ということを教えたくて、私たちに常に訴えていたのだと思う。

まだ携帯電話もインターネットも無かった頃(昭和56年)の話。

 

「そうか。印刷された文字だから全部正しいということは無いんだ」と子供心にハッとする感情を抱いたことを今も覚えている。

あれから38年??(計算できない...>_<;)

いま思えば大げさだが、人格形成にも繋がる貴重な教育指導を戴いたと思う。

僕の人生の中で、そのことをどれだけ活かしてきたか、ふと考えた。

このコラムをはじめるにあたり、何を最初に書こうか考えたとき、「なぜ僕はデジタルとアナログの差、違いにこだわっているのかな?」を自分の生い立ちを振り返った。

そして紐解いた結果、この話にたどり着いたわけだ。

中学2年生の自分では、大人になることは判断力もしっかりついて成長していることを信じていたが、さてさて、どこまで成長できたものやら。

話を戻すが、「活字に騙されるなよ」という台詞は非常に奥が深いと思う。

コラムのタイトル「アナログのススメ」だが、デジタルを否定するものではない。

はるか昔に「活字に騙されるなよ」と忠告されたときと同じで、当時は活字を否定したわけではなかったはずだ。

よく「デジタルとアナログの違い」を質問される。

ネットで検索しても、辞書をみてもピンと来ないらしい。確かにそれは言える。

僕なりに言わせてもらうと、

デジタルは「目に見える浮かび上がったカタチ」アナログは「目に見えない、耳にも聞こえないが確かに存在することを意識させられるカタチ」

解釈や捉え方はいろいろあるだろうが、僕なりの捉え方でデジタルとアナログの違いを感じてもらいながら、続きのコラムを見ていただきたい。

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