自社で商品を売るには「パッケージ化」は大切!
以前、鉄鋼関係の下請工場を営んでいる社長さんから相談がありました。下請け仕事だけでは今後の経営が難しいので、新規事業を起こしたい相談でした。
私が提案したのは「自社商品をつくり販売する」ことでした。
社長さんは「考えたこともなかった」と驚かれましたが、結果的に鞄などの縁に使われる「カシメ」を自社ブランドとして構築されました。
何度かサンプルを持参され、職人気質ゆえにディテールについて質問されましたが、そこでふと思ったことは、ディテールよりも「パッケージ化」が大事だと強く思いました。そのまま社長さんには、いったんディテールよりも「パッケージする」ことを考えましょう!との再提案をいたしました。
パッケージ化とは?
いろんな商品が世の中に多々ありますが、商品を包む紙や箱をどうするかに手を抜かず、リボンで括る等のちょっとした気遣いや工夫をする。そして思いが伝わるよう、短い言葉で丁寧にまとめたカードなどを添える。そういうことを私はパッケージ化だと思っています。
この工程を行えば、商品がお客様の手に渡ったとき(鉄工所のカシメでいうならば、鞄のメーカー屋さんがお客様)のイメージができます。
よく効果的と言われるイメージトレーニングができるのです。
お伝えした鉄工所社長さんは、商品となるカシメの写真をいくつか撮り、パンフレットを作ったそうです。
百貨店だったか、どこか知り合いを通じてヨーロッパの展示会に出す運びとなったらしく、見事そこで賞を取ったそうです。
デザイナーさんに任せるだけの予算が無かったため、すべてご自身でパッケージ化をされたとのことですが、社長の想いが通じたのでしょう。
カシメの良さ?に疎い私は、正直なところコメントしようがなかったのですが、賞をとったことは事実ですし、その後引き合いも増えたそうなので、パッケージ化の貢献は少なからずあったのではないかと思っています。
町のケーキ屋さんはまさにそうですが、ケーキがとても素晴らしくて美味しくても、パッケージが良くなかったら売上は伸びないでしょう。
パッケージが残念なケーキ屋さんで長く続いているところはあまり知りません。
アイデア、思いつきは誰でもありますが、そこから実行された人しか成果は得られないこと、私も肝に銘じて仕事に取り組んでいますが、この「パッケージ化」はアイデアの次にすべき行動だと思います。
もしくは、商品化に行き詰まったら「先に箱から作ってみる!」というのも良いのではないでしょうか。
どんな業種でも結構です。相談してみたい!と思われた方からのお声かけお待ちしております。